乃木坂46 33thシングル「おひとりさま天国」個人PV感想
乃木坂46 33thシングル「おひとりさま天国」に収録された5期生の個人PVについての感想を書いていきます。
・五百城 茉央『IOKI 1000%』
2作前の個人PVで行っていた46個の挑戦が実は続いており、999個目の挑戦として、自作曲弾き語りを行うことになった五百城。
ファンからの「カッコいい五百城も見てみたい」という声に応じ、ロック系の曲に今までのブログの文章から抜き出したフレーズからなる歌詞を乗せ歌う。
かわいさとカッコよさのギャップが描かれている。
・池田 瑛紗『ある女』
カフェで相席になった男と共通の趣味があることが分かった池田は、いきなりその男の家に行ってみたいと言い出す。
戸惑う男はその申し出を断るが、会話は続く。
池田の狂気を纏った演技が非常に物語に合っており引き込まれるものがあった。
ラストシーンはやはりそういうことなのだろうか・・・
・一ノ瀬 美空『片腕ドリル彼女 みーぎゅんぎゅん!』
ドリルにロマンを感じる一ノ瀬は、休日に工場に忍び込み片腕をドリルにしてしまう。ドリルを持て余す一ノ瀬はドリルの使い道を模索するが・・・といった内容。
一ノ瀬のドジっ子感と、片腕をドリルにしてしまうばかばかしさがマッチおり、同監督の作品である「ガチャ子さん」に通ずるものがあると感じた。
アイキャッチもよくできており、乃木坂ファンにはお馴染みのバルシャークポーズも登場するなど、流石は伊藤監督といったところ。
・井上 和『父の定年』
幼いころに母を亡くし、父子家庭で育った娘を演じる井上。
父が定年退職する日に、夕飯を作りながら父との思い出を振り返る。
父への感謝、そして父のおかげでできた夢について語るシーンは涙腺に訴えかけるものがある。
井上の演技も然ることながら脚本が素晴らしく、心温まる系のCMに使われてもおかしくないほどの出来だった。
・小川 彩『あやは反抗期』
ドラマパートはほとんどなく、すぐに歌に突入。曲中に流れる映像は小川のかわいさを存分に表しており、自然と笑顔にさせてくれる。
曲後に再び挿入されるドラマパートでのセリフはファンの心を鷲掴みにしたことであろう。
反抗期の「ツン」の部分をもう少し長めに見せてから曲に入ることで、よりギャップが見られるのではと思ったが、2度目の曲のシーンでも十二分にかわいさを引き出しており、素晴らしいPVであった。
・奥田 いろは『Bande A Part』
祖父に祖母と間違われた孫の「アキラ」を演じる奥田。
祖母になりきったまま、父である「トシオ」とうまくいっていないことを祖父に伝える。現状を祖父に伝えているうちに自分と同じくらいの歳の頃、トシオにも同じ悩みがあったことを知り・・・という内容。
思春期の気だるい感じと、父の心の内を知った際の表現などがよく演じられている。
Leminoで配信中の古書堂ものがたりにも唯一ソロで1つの話に起用されており、このまま演技方面の実力を伸ばしていってほしい。
・菅原 咲月『何%かわいい?』
ぐるぐるバットをした後に激辛ロシアンルーレットをするなど、過酷なお題の後でもかわいさを保てるか という内容。
お題挑戦時の様子が菅原の声カット(BGMのみ)&スローモーションでの編集になっているのがもったいない。
菅原のかわいさをもっと伝えるためにも、お題の数を減らしてでも菅原の声有り&通常速度で流してほしかった。
・冨里 奈央『私の笑顔を、返して!』
突然現れた男に笑顔を盗まれた冨里。
必死に笑顔を取り戻そうと試みるが、男は返してくれない。
笑顔を返してくれないとファンが減ってしまうと嘆く冨里だったが、
男からは怒った顔も泣いている顔も素敵だと伝えられる。
男の言葉をきっかけに、どんな表情でいてもファンは好きでいてくれると気づかせられるという内容。
笑顔を盗まれ戸惑う様子もキャラに合っており、
男の言葉通りどんな表情でも素敵だが、やはり最後に見せる笑顔は一級品。5期生の個人PVでからあげ姉妹の無表情を聞く日が来るとは。
最後に今回の個人PVでの個人的ランキングを以下に示します。
3位 冨里 奈央『私の笑顔を、返して!』
2位 小川 彩『あやは反抗期』
1位 井上 和『父の定年』
以上、乃木坂46 33thシングル「おひとりさま天国」個人PV感想でした。