櫻坂46 7thシングル「承認欲求」個人PV感想[前編]
櫻坂46 7thシングル「承認欲求」のTYPE-C、TYPE-Dに収録された3期生初の個人PVについての感想を書いていきます。
まずは、TYPE-Cから。
・石森 璃花 『璃花ちゃん、まだまだ未完成であります！』
お嬢様である璃花が憧れのTAKUYA先輩に告白するも、「パッションが足りていない」という理由で断られてしまう。
その後も様々な方法で何度も告白を行うが…。という内容。
お嬢様っぽい演技、猫耳をつけての告白など石森の可愛らしさを十二分に表現できている。後半の歌唱部分も素晴らしく、演技部分とのギャップに驚いたファンも多いのではないだろうか。中々ソロでの歌声を聞く機会がない現状だが、ライブや番組、Youtube等でもっと聞いてみたいと感じた。
収録時間も11分を超えるボリュームがありとても満足できた。
・遠藤 理子 『リコリズム』
頭の中にリズムの妖精「RICO」が住む遠藤。RICOはドラムを使ってリズムを取り、そのリズムに沿って遠藤の行動リズムも決まる。
無邪気な遠藤とツンツンしているRICOの対比が良く、最後の場面で携帯に届いた連絡を見た後の小悪魔的な表情も素晴らしかった。
曲もキャッチーで見た人を明るくさせる個人PVであった。
・小田倉 麗奈 『オダクラップ』
「オダクラップ」を披露する小田倉。
曲中ではギャルっぽいツインテールやゴルフウェア等、いつもと雰囲気が違う小田倉を見ることができ、どの衣装もとても似合っている。
歌詞も小田倉の事をよく調べた上でのものになっており、曲も聞き心地が良く、中毒性もあって素晴らしい出来。
およそ2分30秒のラップが終了した後、エンドクレジットが流れたため、PVの短さに落胆しかけたが、その後にMaking Movieが用意されていた。
Making Movieでは、小田倉が心から撮影を楽しんでいる様子を確認することができ、構成も含めてとても良い個人PVであると感じた。
・小島 凪紗 『アドリブ高校３年Ｓ組 凪紗先生』
新任教師役を演じる小島。
しかし、様々なアドリブを要求されて・・・という内容。
予測できないアドリブに振り回されながらも何とかついていこうとする小島の姿にはフレッシュ感があり可愛らしかった。
そして最後は加入時のVlogでも披露していたピアノで締めている。無邪気な笑顔も、ピアノを弾くときの凛とした表情もどちらも素晴らしかった。
・谷口 愛季『私にバイバイ』
制服姿で反抗的なセリフ→ロック風のカッコいい衣装での歌唱。
きついセリフを言っていても声が幼い印象を与えるため、かわいさは損なわれていない。しかし、歌唱部分はカッコいい声で歌い上げている。
収録時間が約5分と、他と比べると少し短かったため、もう少し歌唱シーン以外の部分を見てみたかった。
おまけ映像の黒ひげが飛んだシーンの表情は素が出ておりとてもかわいらしい。
・中嶋 優月『美しい花には棘がある』
色々な花を紹介した後、その花の花言葉に沿った短めのエピソードを中嶋が話していく。
着物姿で、紹介する花を持って映るシーンは中嶋のかわいさを引き出しているのだが、「花の紹介→花言葉→エピソード」という展開が少し単調だと感じたため、花以外の変化球や珍しいエピソード等、もう少し違った展開も見てみたかった。
後編に続く。
