日向坂46 10thシングル「Am I ready?」個人PV感想[後編]
引き続き、日向坂46 10thシングル「Am I ready?」のTYPE-Dに収録された4期生初の個人PVについての感想を書いていきます。
・平尾 帆夏『平尾帆夏の初めてのやんちゃ』
自分だけのキャラクターが欲しいという平尾にキャラクターをつけるべく、「日向坂46 平尾帆夏の初めてのやんちゃ」という架空の番組内でやんちゃなことにチャレンジしていくという内容。
鬼越トマホークをゲストに招いて、「楽屋コンコンダッシュ」「毒舌」の2コーナーを行っている。
毒舌のコーナーでは、メンバー+とある人物に毒気のあるあだ名をつけているのだが、そのあだ名のセンスが素晴らしかった。
PVの中で普段からバラエティの勉強をしていると語っているが、その効果を見ることができる。
収録時間も13分を超えるボリュームで、今後日向坂ちゃんねるで続編をしてほしいと思えるほど満足度の高いPVになっている。
・平岡 海月『海月を育てる
海月飼育キットを購入した平岡が、海月を飼育する様子をVlog形式で伝えていくという内容。
予告からもどこか不気味さが漂っていたが、途中からPVのテイストが一気に変わる。少しぞっとするような描写もあり、その変化を見る人がどう受けとめるかでこのPVに対する評価は変わるだろう。
・藤嶌 果歩『羊たちは夢を語る』
羊と眠りをモチーフにしたオリジナルソングを藤嶌が歌う。
きれいな声でありながら力強い部分もあり、もっといろいろな場面で藤嶌の歌を聞いてみたいと思った。
一つ欲を言うなら、羊の被り物をしたシーンでの羊役の子とのやり取りがもう少し見たかった。
・宮地 すみれ『美少女スーパーアイドル すみレジェンド』
宮地のイメージに沿った曲に合わせて歌と得意のバトンを披露している。
屋上で歌う→スタッフロールで歌詞付きでCGをバックにもう一度歌うという流れ。
プリキュアのように敵を倒す、またはメロメロにして虜にしてしまうといった展開も見てみたかった。
・山下 葉留花『山下さんとはるはる』
アイドルの「はるはる」とアイドルにならず会社員になった「山下さん」が一緒に暮らしているという設定。
「自己紹介」、「グミの食べ方」、「休みの日の過ごし方」のテーマについて、はるはると山下さんがどう違うかを描いている。
山下が一人二役をしている演技は見ていて楽しかったが、終わりが唐突に感じたこともあり、もう少し2人の掛け合いが見たかった。
・渡辺 莉奈『芽はひいて強くする』
他のメンバーの作品のように何かを演じているわけではなく、「渡辺莉奈」として加入してから現在までの心境を語っているドキュメンタリーのような内容。「2年後には自分を出せるようになっていたい」という言葉通りに、2年後には日向坂の主力メンバーとして輝いていて欲しいと全おひさまが願っているはず。
最後に今回の個人PVでの個人的ランキングを以下に示します。
5位 山下 葉留花『山下さんとはるはる』
4位 竹内 希来里 『優良物件・竹内不動産』
3位 岸 帆夏 『What's UP!? KISHIHO!』
2位 小西 夏菜実 『絵になる人』
1位 平尾 帆夏『平尾帆夏の初めてのやんちゃ』
以上、日向坂46 10thシングル「Am I ready?」個人PV感想でした。