櫻坂46 7thシングル「承認欲求」個人PV感想[後編]
引き続き、櫻坂46 7thシングル「承認欲求」のTYPE-Dに収録された3期生初の個人PVについての感想を書いていきます。
・的野 美青『青焔』
自然豊かな場所で白い衣装を着て的野が踊るシーンから始まり、途中で黒い衣装に着替え、室内で踊るという構成。
PVの中で歌声も聞くことができるが、エフェクトが強く本来の低い声ではなくなってしまっている。
一旦曲が終了した後、「Another the Scene」というタイトルで、本編とは違うカットを使用した映像が流れるが、大幅に映像が違うわけではないので本編とさほど違いは感じなかった。
本編でクールな印象を与えているだけに、このアザーカットのシーンでNG集が見られればギャップを楽しめたのかもしれないが…
・向井 純葉『いとはのかなしみ』
先生に説教を受けたり急な雨に見舞われるなど、ツイていないことばかりが起き、落ち込む向井の膝に突如顔が出現し体を操られる。
向かった先の図書館でとある本に出合う・・・という内容で、向井の初々しい演技や朗読を見ることができる。
中でも、先生に怒られている最中の変顔は向井の明るいキャラを生かした良い表情であった。
そのため、もっと様々な不幸に対する向井のリアクションおよびコメディエンヌぶりをもっと見てみたかったと思わせられた。
なお、劇中に登場するカタツムリは向井作であり、その様子を本編終了後に見ることができるのは良いアイデアだと感じた。
・村井 優『低速優ちゃん』
配信にて質問返しや天気予報等を行う村井。
はきはきした印象がある村井だけに、あざとい演技に慣れていない様子が伝わってきたが、終盤でのオーバーオールを着てのダンスシーンは衣装も似合っており、表情も良かった。
・村山 美羽『スナック美羽』
アルコールを一切提供しないスナック美羽には今日も様々な悩みを抱えた人たちがやってくる…。
まったく話を聞いていない悩み相談や、ボケの意味が分かっていないツッコミを行う。後半ではあまり聞く機会のない歌を聞くことができる。
クールな顔からの笑顔や変顔はギャップがあるので、もう少しそちらも見たかった。
・山下 瞳月『きーほるだーめっちゃつけたいなー』
記者から質問を受ける山下。
途中スマホを出したタイミングで、外に出て行ってしまう…。
言葉で内容を表現することが難しい、終始シュールな世界観になっている。関西弁を少し聞くことができるのでその点についてはファンは喜ぶのではないだろうか。
面白そうなタイトルだっただけに、少し不完全燃焼な印象。
最後に今回の個人PVでの個人的ランキングを以下に示します。
5位 谷口 愛季『私にバイバイ』
4位 遠藤 理子『リコリズム』
3位 石森 璃花『璃花ちゃん、まだまだ未完成であります!』
2位 小田倉 麗奈『オダクラップ』
1位 小島 凪紗『アドリブ高校3年S組 凪紗先生』
全てType-Cからランクインする結果に...
今回の個人PVは出来の良いものとそうではないものの差が大きかったです。
以上、櫻坂46 7thシングル「承認欲求」個人PV感想でした。